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30日深夜までゲストたちと騒いだ。
いつもの12月の多忙をはるかに超えた。
ぎりぎりまでエネルギーを使い果たした。
おそらく最後の12月。
何より時間が欲しい。
時はかねなり。今ようやく理解できる。
今一番欲しいのは時間と自由。
今の仕事から解放されたら、東京ベースで英国、フランスに暮らそ う。
元気な内に。
そうだ、ベトナムのシクロおじさんにも会いたい。
アフリカチュニジアの長い友人にも会いたい。
2017年。
朝から夜まで厨房に生きた。
その間、3度の東京と南フランス。
明日元旦は気合をいれて早朝東京に飛ぼう。
2月のブルターニュまでの航券も入手した。
深夜にナントに到着。
ナント?友人が1時間かけて迎えにくるそうな。
申し訳ないので半分辞退はしてる。
更にまたまたほかの友人達が2回目の寿司大会を希望してきた。
人生は漫才だ。
人生は笑うに尽きる。
2018年。
いよいよ空高く飛び上がろう。

by lautrec2kagoshima | 2017-12-31 08:13

走る人

走る。
人間の基本能力の最たるものだ。
走る。
誰が一番早く走れるのか。
古代オリンピックで最大の競技だった。
走る人は、何を考えながら走るんだろうか。
マラソンという長い距離と時間のはざまで何を思うのだろう。
昨夜の方はマラソンを日常としながら、患者を診ている。
走れないほど疲労している人達だ。
走れるようになるまで、養生するのだ。
彼は市民ランナーのレベルを超えていた。
早く走る。
1秒でも。
前を進む。
後ろは見ない。
風を切り、ついでに自分が風になるのだ。
ゴールまで、止まらない。
こんなにシンプルなスポーツはない。
ただただ走る。
禅だ。
走るために走る。
話してると、走りたくなる。
振り返る。
いつ走った?
20年前、ロンドンからアフリカに飛んだ。
乗り換えに10分しかなかった。
その時、息が切れそうに走りこんだ記憶が。
来年、自転車もいいけど、走ろうかなあ。

by lautrec2kagoshima | 2017-12-25 16:26

2017年の記憶2

2月、アルビの町裏で出会った15歳の娘。
靴職人として、人生を歩き始めた、その最初の日。
窓越しに親方と何やら靴を触る。
ガラス越しに親方と目が合う。
どうぞ。
ドアを開けてしばらく、2人の仕事を見入る。
この子、今日が修業の第一日目だよ。
昨日までは中学生。
その新鮮な目。新鮮な声、新鮮な笑い。
フランスでは、仕事をするのが生きる原点だ。
どこかの国のように、親がかりの道はない。
自分で生きていくことが、人間の最低条件だ。
ふと、我が国の天才親ばかぶりを振り返る。
再び町に出た。
お昼なのでサンドとミルクを2人分購入する。
工房に出向き、心ばかりの気持ちを差し上げる。
15歳の娘のはにかみ笑はモナリザのごとし。
旅に出ると、思わぬ瞬間に出会う。
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来年も旅に出る。
また思わぬ事に遭遇するだろう。
明日から1週間。
聖夜のために全力投球。

by lautrec2kagoshima | 2017-12-21 20:31

2017年の記憶

日常は軽く過ぎ去る。
あっ、という間に記憶は消えてしまう。
若い時分から、1年に1度は旅に出た。
今年はアルビのロートレックに会いにいった。
この数年、面倒な旅には疲れた。
以前はシチリアの村々まで行った。
今はシンプルに、迷子にならない程度に。
今年はフランス観光局の方にお世話になった。
言葉のハンデがない分、旅はスムースに行く。
その分、迷いが楽しい旅の本質を捨ててはいるが。
2月の渡仏もある意味、未来形としての形だ。
捨てるものは潔く捨てる。
身軽。余計な考えや付属する人間関係も軽くするんだ。
後20日余りで今年も終わる。
元旦の一番機で東京へ。
三菱美術館でロートレックと同時代のリトグラフ展へ。
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歩こう。歩こう。
最近、英国に暮らした若い女性と英語で話す機会に巡り合えた。
道具として、十分に使えるのが面白い。
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しかも、美人だ。これはポイントか。
普段、フランス語脳の私には英語が新鮮だ。
楽しい年末、風邪には気を付けよう。


by lautrec2kagoshima | 2017-12-06 20:29

クリスマス

フランス料理の舞台に最適なクリスマスが近い。
32回目のクリスマスだ。
いつの間にか、この季節。
おそらく最後か、そうじゃないか。
個人的には1985年のクリスマスにパリの友人宅でのお祭りが最後だった。
それ以降、すべての聖夜は仕事。
レストランは作る、サービスする。
この2点の完成度でゲストの満足レベルが決まる。
ゲストのキャラクターを素早く感知するのがサービスの才能だ。
昨夜は右手の不自由か方がお見えに。
食べやすく盛り付けるように要請がある。
肉は繊維に沿い、細かく切る。
相手に分からないように、心を配る。
などなど、サービスは奥が深い深い。
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若い料理人達が来た。
出来合いを多用してる、とわかる。
え?デザートも、パンも?
ここで作るのが不思議そう。
料理人の仕事は作ること。
この原点を忘れてる人がすぎだ。
パリで15年仕事してる知り合いが言う。
日本は何でも食べられる。
しかし、本物に出会う店が極端に少ない。
それは正解かな。
12月。今年最後の100メートル。


by lautrec2kagoshima | 2017-12-01 20:45

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


by lautrec2kagoshima