<   2014年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧

今年は予約席で埋まったのにもかかわらず、直前のお電話が数件。
30-40分のお待たせを御理解いただいての仕事でした。
この数年、嬉しい事に中年から熟年の方のご来店傾向です。
矢張りフランスレストランは大人の社交場です。
生きてこられた歴史を感じさせる風景はいいもの。
29回目の聖夜でした。
おごらず、極めて真摯な姿勢、というかこれしかできないだけの事。
すべてを自分の手で作る。
そしてサーカスな料理はしない。
ましてや創作と言う名の未知な味は作らない。
あくまでも正統派の基本から派生させた味が原点です。
またフランス行くの?
今フランスに向かうのは自分の位置を確かめる。
今フランスに行くのは原点に帰る。
30年も前にそういえば、無鉄砲な私は、大したお金もなく海を越えた。
帰国後、4年めの夏、お店を閉めて1カ月フランスじゅうを車で回ったことも。
お金を銀行で借りてまで、の愚かな私でした。
それからお店は更に支持率上昇。
これまでに20回以上の渡仏。
年内も31日まで仕事です。
今朝TGVフランス国鉄のパリーバイヨンヌ間の券が取れました。
いよいよ現実
見知らぬ街に行くのは最大の刺激です
f0196856_2085648.jpg
f0196856_2093646.jpg
f0196856_20101418.jpg
f0196856_20103650.jpg
f0196856_2011375.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2014-12-28 20:12

30回目のイブの朝

開店した時代はクリスマスケーキも300台位製造してたものです。
徹夜して朝の開ける頃は睡魔に襲われた頃。
それでも今朝は暗い内からケーキ作りです。
今の時代、一つのお店で30年40年と経営可能なのか、わかりません。
子供を成長させ、自分の老後まで上手く経営していく。
低成長の時代はある意味、面白いともいえます。
毎年のように変動する経営の在り方です。
ここまで地道に歩いてきました。
12月24日は一つの記憶と未来の境目の日です。
今年のブームはle bentoでした。
多忙な明日もle bentoの製造が昨夜飛びこんできました。
夜の仕事と重なり、厨房は戦争です。
今年もジャズ、英語、フランス語を日常のえさに1年を消化しました。
遊ぶために働く。
ホモサピエンスの本分を忘れずに。
[PR]
by lautrec2kagoshima | 2014-12-24 07:46

29回目のクリスマス

30年前の今。
30歳を過ぎたばかりの私は寒いパリに潜んでた。
わけも分からず、若さと冒険だけを頼りに海を越えて来た。
暗い朝、クリシー橋を歩いて9区へ向かった。
それから30年の歳月が過ぎ去る。
生きてるだけで悩みなのに、ましてや仕事で生計を立てる事の困難さ。
自分の指を見る。
かつては生命そのものだった皮膚の模様が何だかよれてきた。
12月は日も曜日も分からない。
先日の3度目の仏検もパスさせてもらった。
何かの間違いで合格させてもらったのだろう、と内心。
次回からの受験地は遠く離れた場所に。
母校の青学でもパリ会場でも受験可能。
思い出す、大学での仏語授業。
最低の点数で通過した。
なんせ仏語など関心ゼロ。
面白くも何ともない仏語。
先生は暗いし、半分も授業には出ない状態。
それが仏検を受ける運命とはね。
もうこれでいいか、という声も聞こえる。
日常会話程度や料理の本はなんとかいけるような錯覚も。
ボケ防止、というにはすでにボケ開始してそうだし。
残り10日。
今は深夜に2月に訪問するスペインからフランスにかけてのバスクを仏語で読んでる。
料理で世界的に有名な地区だ。
そこで料理人達を交流予定だ。
2015年は私のルネサンス。
進化と冒険
f0196856_2243019.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2014-12-21 22:43

年賀状書き。

日常は仕事柄、外に出る機会は余り。。
ただし、ここではいろいろな人達と出会います。
夜のテーブルでは2,3時間の対面時間。
自然に会話が弾むことも。
今年の出会い、これまでの出会い。
この出会いこそが私の仕事の根源です。
住所から始まり、その人個人への気持ちをすべて手書きです。
約300枚を12月の初旬から書きだします。
毎年の恒例です。
1年の仕事納めの一つ。
愛用のペンで深夜にコツコツと相手の顔を思い浮かべながら。
あと少しで終わりです。
f0196856_1645739.jpg
f0196856_16465389.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2014-12-17 16:45
あっ、という間に今年も期限が切れます。
呼吸する回数も同時に減少。
寒い冬は仕事がしやすいのは確かです。
今年の特徴のひとつはle bento,と呼ばれるお弁当の仕出しでした。
数えきれないくらいの数量を作りました。
冷めても食べられるもの、と限定されたメニュは限りなく頭を使います。
来年で30周年記念です。
振り返ると、28年前に1歳の子供を連れて、フランスに渡りました。
勇気だけが自信、お金は数えられる程度の軽いものでした。
無給で働く事の何んというか、悔しいというか、でもフランスから全部盗んでやる、と覚悟で。
20歳に英国に住んだので、あまり悩むことはなく、毎日が過ぎました。
それから現地に通うこと30回あまり。
知るほどに知らない、知らないから知りたい、の繰り返しでした。
2015年2月。
心気一転してゼロにしてフランスに飛びます。
それもすべてお客様のために。
今年最後の休日です。
休日ですが、仕込み作業は山積。
楽しいからこそ、の仕事です。
明日は仏検の合格発表です。
たぶん、、落ちたら笑い転げる。
落ちない時も笑い転げる。
落ちて周囲に笑われるのもいいか。
寒い中、マフラーして仕込み開始です。mars 2011 hanoi.il fais tres froid le matin.
f0196856_16203995.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2014-12-14 16:20

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


by lautrec2kagoshima