<   2012年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧

一人旅の混乱と整然

40年間の50回以上の旅のほとんどは一人でした。
一人は自由、一人は不自由。
しかし私は一人旅を選びました。
今月初めの台湾。
10月4日朝9時から7日の午後3時まで一人でした。
家を出てバスに座ると、自分の町がどこか知らない場所に映ります。
飛行場についてパスポート提示。
やがて機内に乗り込みます。
そこはもう外国語の世界に突入です。
現地に到着すると、すべてが自分の意思で行動です。
原則旅の順序はその場で考えます。
わずか4日間でも記録はノート1冊以上になります。
それは旅の記録だけじゃなく、仕事のアイデアとか、おもいつきとかです。
男の一人旅。
楽しいだけじゃなく、なんだか修業な気持ちも追加です。
誰と会うか、何を食べるか、どこに行くか。
食事は一人だと、たまに気が重い時も。
フランスやイタリアなら自由ですが、アジアはまだ不慣れです。
言葉ができないのも理由でしょうか。
朝6時起床。
朝食しながら旅の本を開きます。
この時間に友人をたくさん作りました。
一人旅ですから、隣の異国人の声をかけやすいからです。
トルコの大学遺跡隊やエチオピアの政府高官や著名な写真家や。
その場でも情報を入れたり。
そうそう、冬のハノイでは英国人女性にカイロを贈呈。
これから一人で中国からブータンに向かうとか。
寒いのでこれはいいですよ、と私。
時には意気投合してその日を共に巡る時もあります。
ハノイではスペイン人と自転車で村を回りました。
役立つは英語です。
こんな便利な道具はありません。
一人旅。次回はどこに?
f0196856_20375291.jpg
f0196856_20382677.jpg
f0196856_20391065.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2012-10-28 20:39

台湾南部の子供たち

台南からおんぼろバスに1時間半。
バナナの森や民家を抜けてついた旗山。
旧日本の砂糖工場で豊かだった町です。
町の裏を歩いてると。
どうぞ、と先生らしき男の人が声をかけます。
クラスののぞくと、何やら英語の授業です。
12,3歳の子供たちの英語は現実にお買いものしたり、レストランで注文したり、の内容。
さすが中華思想。
子供達の夢は大きくなったら何になりたいか?
全員が、お金持ち、と答える国です。
現実に世界へ出ていく準備を英語でしてるわけ。
レストランで私の登場。
みんな英語が話せるので、これは楽しいです。
必要だから外国語は話せるのですから。
永遠にhow are you?の世界じゃないわけです。
お客様が注文してウェイターがそれを反復します。
すると、模造でできたステーキヤサラダが運ばれます。
これぞ現実。
話せないと注文できませんね。
レストランが終わると、隣は旅行代理店。
その隣は空港と税関がありました。
どこまで中国人は現実的か。
夢は現実化して初めて夢、という当然が現地で再確認です
f0196856_8133535.jpg
f0196856_814197.jpg
f0196856_8142917.jpg
f0196856_8144868.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2012-10-22 08:14
コントラバスはとにかくデカイ。
8キロの重さの箱です。
アメリカのジャズベーシストのレコードジャケットに本人がベースケースに横たわる写真。
その場所は何んと墓地。
まるでそのケースが棺桶にそっくり。
ボンボン。ボンボン。
音程があるのか、ないのか。
低音が地球の底から響いてる感じ。
ベースはジャズコンボの心臓部分です。
皆さんに新鮮な血液を送り出すポンプ。消防車です。
しかも休みのない機関です。
早い曲の場合、途中で休みたくなります。
まるでマラソン。体力をバランスよく使います。
若い時分は最初からぶんぶんと飛ばしていました。
年齢と共に体力の消耗を防ぐ意味でも、バラードの時は休憩します。
そしてほかの演奏家にアイデアを提供するために、スムースなラインを作ります。
コード、と呼ばれる和音の解釈を演奏中に工夫しながらの作業です。
わ、ベースソロがきました。
辛いですね。誰も演奏休止しました。ああ、一人の孤独な時間。
たとえ1拍でも狂うなら、次の演奏家は永遠に参加不能です。
なんコーラスしようか。ブルースならどう盛り上げよう。
ジャズは始まらないと分からない、まるで恋と同じです。
演奏中は宇宙へ旅する気分です。
墜落か、到着か。
深夜は名作ジャズを聴くようにしています。
古今東西の名演奏が一番の栄養です。
昨夜も厨房からライブハウスへ。深夜のご帰還。
先週は英国帰りのギタリストと深夜まで。
共演者との平和的戦争、これがまさにジャズワールド。
コントラバス。こいつは肉体鍛錬機械だ。
楽器の理学療法士。
背中から足元まで全身の筋肉を利用する。
さらに脳味噌で味付けまでする。
認知症対策にもお勧めです。
いつの日か自分の棺桶にしようか。
そして永遠にベーシストとなる。
棺桶ブルースでミサ曲となるか?
f0196856_20371249.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2012-10-18 20:39
旗山は日本人が築いた町です。
いつものノー天気な私は台南からおんぼろバスに1時間半揺られて。
着いた町を散歩中。
ある男の人に、どうぞ、と案内されました。
1900年初頭に日本人学校として設立された学校でした。
顔を出すと、何やら英語の授業。
それもレストランでの模様です。
お客様とお店の人の会話です。
突然ですが、私は日本でフランス料理をしています、と自己紹介。
先生も驚き。
いろいろと英語で交流しました。
隣は旅行代理店。そこで予約します。
そして空港で両替してパスポートを提示。
何?
飛行機の座席?
実際に座りますと、機内での説明が始まります。
高雄市の教育で現実に英語を使う、という方針らしいです。
帰国後、わが町の英語担当者にこの話をしました。
とても参考になり、将来に生かしたい、とのことでした。
世界のどこに行っても面白い出会いがあります。
生徒達と写真を撮りました。
すでに送付しました。
再会したい明るい子供達でした
f0196856_17133086.jpg
f0196856_17135977.jpg
f0196856_17142163.jpg
f0196856_17144785.jpg
f0196856_1715274.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2012-10-18 17:15

台湾

尖閣列島を眼下に中華航空は飛んでいきます。
台湾からの漁船団が見えます。
お?
まさか領土問題で出陣した?
などと空白な頭の芯で適当に妄想ゲーム。
そのうちに桃園空港に機体は滑り込んだ。
漢字文化の中に闖入。
バスで台湾鉄道駅まで移動。
案内で日本語でその方法を尋ねた。
うまいもんだ、日本語。
バスで20分。台南行きの時速300キロの自慢鉄道に乗ろう。
今度は英語で券を購入。
駆け足でホームに走り出す。
へ?これ。
西日本JRの新幹線だ。
指定席に座る。車内販売の本とか見てると、台南に到着。
予定無しの南の島の旅の始まり始まり。
予算2万円。3泊。ぜいたくも適当に。
台南駅下車。
私空腹。ご飯探し。
食堂に入ると、姉さんがニーハオ。以来どこでも私には、ニーハオ。
ま、見た目も頭も中華人だし。
まずはエビチャーハン、それに肉団子スープ。
しめて200円なり。漢字注文のスタートです。
気温28度で特に暑くはありません。
満腹ニーハオは今夜の旅館へ向かいます。
大飯店の入り口にさしかかりました。
お、ドアボーイがいる。
こにちは。私はニーハオ。
ま、こんな感じで台南の旅がスタートです。
身軽なニーハオは11階部屋へ向かいます。
何とも眺めいいし、部屋は広いし、日本のテレビは映るし。
10分後は台南の下町探検に出かけました
f0196856_1953431.jpg
f0196856_19532747.jpg
f0196856_19534215.jpg
f0196856_1954945.jpg

[PR]
by lautrec2kagoshima | 2012-10-15 19:54 | 旅行雑感

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


by lautrec2kagoshima