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ロンドンの地下鉄駅、クイーンズで降りた冬の夜。寒さに震えながら、エドワードさんの家に向かいました。
暖炉で火が燃えていて、温かい紅茶を頂きました。
彼が最近購入した蓄音器
それを聴きませんか、と電話が鳴りました。
暖炉のそばに、オーク材で作られた蓄音器が置いてあります。
ね、クライスラー自身による演奏を聴きましょうか。
愛の喜びから最初は。
彼は針を磨き始めます。
それから何やら機械を回し始めました。
ごうごう、と音がして、何かが始まる予感です。
さて針がレコード盤に乗るや否や、これまで聴いた事のない、味わいの音です。
背景には雑音らしい機械の音。
その上に何とも人間の音や、ざわめき、呼吸、喜び、嘆き、笑い、などの感情が見えます。
へえ、蓄音器の音、なんでこんなに温かいのだろう。
最近の音とは別物です。
演奏家の感情が聞こえます。
この時代、演奏家は格段に地位が高く、レコード会社からの強い依頼で初めて演奏したそうな。
あるピアニストのレコードは、演奏中に声が聞こえます。
ああ、いいね、この曲、いやあ、ピアノは楽しいよ、とおしゃべりしています。
大隅蓄音器の会が24日にありました。
雨の午後。
今か今か、と蓄音器からの音を待つ人達です。
実に温かい音。
柔らかい音。
そこで演奏してるような音です。
1928年製の古い英国製の蓄音器からの音です。
by lautrec2kagoshima | 2012-06-26 21:15

レコード再開の夏

約600枚のレコードを毎日1枚聴いても2年です。
23歳で初めて阿佐ヶ谷で購入したキャノンボールとマックスローチの5重奏団。
以来、ジャズ演奏家として過ごした6,7年の間に集めたジャズ。
好みの激しい物、偏向なジャズばかり。
ウィントンケリーの名盤。
何?検索すると5万円で買い取りらしい。
菅野邦彦の枯葉。何?19800円?
時代はデジタル。
しかし、いつの世も酔狂がいます。
金などどうでもよく、ただひたすらにレコードを聴いている最中。
ジャズライブハウスのラグタイム。
前回は1974年12月24日。
渡辺貞夫とシダーのピアノにサムジョーンズのベースのライブをジャズ仲間で聴きました。
新宿ピットインのクリスマスセッション。
body and soulから始まる。
ざわめきの中でなべさんのアルトが光る。
やっぱり、今も日本の第一人者だね、と異口同音。
その前日にトリオとストリングスでスタジオ録音したものも所有です。
当時、ベースのサムジョーンズが大好きで、アメリカのマイナーレーベルまで買いあさり。
針の落ちる音から始まる、スリルなレコード。
1割のクラッシックもたまに。
昨夜は死ぬ前のホロビッツのショパン。
ミストーンがまた泣かせます。
よれよれの演奏だからこそ独特の味がします。
アナログ生活は万年質、銀年カメラ、足で移動の自転車。
現在4台の自転車は天気と自分の元気に依存。
さて今夜のレコードは何?
ジャズの洪水に沈むと、自分も浮遊して、いつの間にか夢心地。
by lautrec2kagoshima | 2012-06-18 20:43

環境。英語編

6歳と4歳。
1か月前から、なんとなく英語で遊ぶ時間を設けました。
まずは歌。
アルファベットどころか英語など読めるはずはありません。
英語で歌を2,3度聴かせます。
やがてなんとなく物まねで唄い出します。
5回位唄うと、9割が完成してきます。
この英語を支えるのが両親です。
一番理想な環境です。
何が?
両親が英語を理解できるからです。
これは理想の環境です。
家でも英語で家族で遊び出したようです。
音楽も同じで、両親が音楽してると、自然に子供も音楽し出します。
私の家では、自然にジャズが流れています。
3歳の時に、うん?と耳を傾けてみると。
でたらめ英語でスタンダードを口ずさんでいました。
英語は本来、外国を歩くための道具です。
我が国では受験があるので、相当に難しい英語が待っていますが。
受験英語は話すよりはるかに難しいものです。
さてこの子供達。
1年後が楽しみです。
午後はいつもの英語での小説読み合い会でした。
日本語で訳さない、英語で英語を理解する時間です。
英語を話す時、頭で英語に訳してしまう時点で、終わりです。
英語の時間は英語だけが理想です。
今70人位の子供たちと英語で遊んでいます。
未来が開けますように。
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by lautrec2kagoshima | 2012-06-14 20:18

自転車の午後

この季節、田んぼの緑がまぶしい。
午後、曇りの空の下、久しぶりにロードバイクに乗る。
おや、向こうに中学生の自転車部隊がいる。
何だ?自転車は4台、しかし一人の男の子は最後尾を走ってるぞ。
たぶん、自転車無しで5人で遊びに出掛けたんだ。
途中、4台の自転車が止まる。
たぶん、自転車無しの友達の休憩か。
そのあと、川辺のいつもの動物達の家に寄る。
わーい、大好きなロバ君だ。
スペインじゃ働き者。
アフリカでも大事な運搬車だ。
ついでにオアシスの村をロバで走った事も。
おいらはこのロバのあまりの可愛さに頭を撫でた。
優しい目、なんだか笑い出しそう。
すると。。
すると、おいらの右足の太もも部分にかみついたぞ。
痛い。。
すぐさまその場を離れた。
すると愛車のブレーキにかみついた。
ロバは元来、どうもうな動物らしい。
おかげで、いくらこちらが愛情あれど、気に食わない奴はかみつく、の原理に到達。
ロバにまで噛みつかれた情けない男の午後です。
by lautrec2kagoshima | 2012-06-03 22:08

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


by lautrec2kagoshima