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テーブルクロス

夏の予感。
テーブルクロスを交換しました。
クロスの色やデザインでお皿に開花した料理の表情がどうなるのか。
あくまでも料理の色とデザインが第一です。
ギャルソンの役割に似ています。
居る様で、いない。
いないようで、いる。
今回のデザインはまるで南フランスの海辺色。
イタリアに近いビルフランシュの小さなレストランの色。
新鮮サラダとかスズキのグリエなんか美味しそう。
このクロス。
パリ18区のいつもの生地やさんで購入します。
サンピエール、という生地専門のお店です。
顔なじみの主人が、今度はこんなのどう?
いつも10メートル購入します。
その重い事は経験者のみ知る、です。
2年前の秋に購入したこのクロス。
今回がデビュです。
お皿はそう簡単に変更できませんが、クロスは季節でお着替えです
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by lautrec2kagoshima | 2012-05-30 17:56

今が旬の男

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今が旬、の男の事務所建設記念に祝祭の担当を依頼されました。
200名分のオードブルとデザート。
3日掛かりで制作。
ドイツでマイスター取得したY君とオリーも参加です。
当日は雨模様。
テントの下で今年48歳の男は誰よりも輝いている。
若い社員30名に囲まれて、英雄の挨拶。
14年の間に日本を代表する仕事人になった。
まずストレートな性格、信念を貫く強さ。
彼を支える有力者達。
欲しい物はすべて手に入れたという。
後は英雄としての存在感と輝く未来か。
国会議員が挨拶させてくれ、とやってきた。
英雄はいつでも祝福される運命なのか。
彼と話すと勇気がわく。
彼と話すと未来が開ける。
出会いがすべての鍵だ。
もうかれこれ20年以上のお付き合い。
ただの1度も傾いた彼を見たことがない。
英雄はいつだって英雄です。
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by lautrec2kagoshima | 2012-05-29 19:57

マイスターの背景

7年ぶり友人の二男Y君がドイツから帰国しました。
慣れないドイツ語の世界、見知らぬドイツの畜産世界。
マイスターの最後の口頭試験、外国人には鬼門の試験。
それを無事通過して帰国しました。
彼がドイツに発つ前祝いをここでしました。
合格まで帰るもんか。。
その背景には未来を見つめる父親の姿、生き方がありました。
今からは世界が相手ですよ、と口癖の彼。
長男はオランダ農業大学で学んだ進歩派です。
そのY君とある祝賀会で私のフランス料理とコラボすることに。。
たまたまフランクフルトからドイツ人のO君も見えていて、なんだか面白そう。
3人の会議が何回かありました。
共通言語は英語。Y君はドイツに行く前に英国に1年語学留学。
それが初めて役だった風です。
今からは英語、と改めて思う事です。
明日の夜、約200名分のオードブル、そしてドイツ製のハムやソーセージ。
更にチーズを用いてのドイツ風の前菜。
写真の豚は、イギリス原産のサドルバックと呼ばれる大変に貴重な種。
スペインではイベリコ、と呼ばれる高価な種です。
この豚を材料に作られる生ハムやソーセージ類。
3人でどういう作品が作れるものか。
彼の父親はまっすぐに、ただひたすら純粋に、を地で行く男です。
明日の主人公もそれに劣らぬ夢を求めて生きてる男。
こんな男達と巡りあえる幸せ。
この家は加工工場です。芝生の中にたたずむ何ともスイスな風景
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by lautrec2kagoshima | 2012-05-25 22:35

ふらり、と友人が来た。

1970年代にパリに暮らしてた友人が久しぶりに来ました。
パリ革命の後、まだソルボンヌあたりは舗装が破壊されてた頃です。
フランしーヌの場合、が流行して、全共闘が熱く燃えてた東京。
大学が完全閉鎖されてた秋に一人でロンドンに飛びました。
同時代を経験した者だけが分かる社会に対する反抗と抵抗。
サルトルが熱かった時代です。
秋口にオランダのデルフトにある、フェルメールの名画、青いターバンの少女に会いに行こう。
9月までは日本で展覧されるそうな。。
この計画は第3.
第一はベルギーに食探訪。
帰りにパリ2区のいつもの器材やに寄ろうか。
ついでにシェイクスピア書店に入り。。
ホテルは6区のマイルス、バドパウエル、レスターヤング、ヘミングウェイの定宿だったルイジアナ。
通えど通えど、尽きない魅力のパリ。
久しぶりに再会したい友人達。
パリに抱かれて眠りたい気持ちです。
私の生涯の仕事を運命させたフランスです。
27年めのレストランは私の表現舞台です。
出来るだけシンプルに。
出来るだけ味に訴求力を。
そして皆さんを驚かせたい。
何もできませんが、唯一、料理に賭けた人生です。
オランダには1カ月住んだ事もあり、懐かしい国です。
今夜からフランス語のニュースを聴きましょう。
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by lautrec2kagoshima | 2012-05-12 22:50

happy birthday lautrec 26anns

1986年5月1日、ロートレックは誕生しました。
26年前の事です。
30歳を過ぎたばかりの私は暮らしたパリから帰りました。
生意気な青年はフランスを背負い、故郷に帰りました。
ほとんどお金のない、しかし夢だけはありました。
フランスで学んだ事、それは誠心誠意に仕事に向かう、という姿勢でした。
短期間で上昇するのではなく、少しずつ成長していく、という気持ちです。
26年の間に20回以上の渡仏。
常にライブなフランスを感じるためです。
経営の理念は本物志向です。
変わる事、変わらない事。それをわきまえる事です。
土曜日はドイツからの弦楽カルテットと我が故郷からドイツに学んだ女性のコンサートの打ち上げ。
ドイツ語、英語、スペイン語、フランス語が入り混じるEU世界が展開。
若くで単身ドイツに向かったピアニスト。
誰も知らない、誰も分からない苦労と喜び。
2度の外国暮らしで経験したもの、それは計り知れない重さの宝です。
分野は異なれど、未来に花咲いて欲しいものです。
フランスに暮らし帰国した瞬間から現実でした。
そして26年が過ぎました。
それでも知らない事だらけです。
知らないから知りたい、この単純な気持ちをこれからも大切にしたいものです。
まだ暗いパリの朝、そして夜更けのパリ。
世界を歩き回った最後の夢の場所。
それがパリです。
ただ歩くだけで、私に教えてくれる、生きる悦び。
27年目の私の仕事。
これからも、夢の食卓を目指します
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by lautrec2kagoshima | 2012-05-01 17:47

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


by lautrec2kagoshima