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営業マンの種類

この厨房にも毎日いろいろな営業マンが見えます。
材料屋から厨房機器、さらに料理本の紹介など。
年齢もまちまちです。
第一に言える事、それは年齢に関係なく、営業力には大きな差がある、という事。
あ、この人から買いたいな。
あ、この人からはどんなに安くても買いたくないな。
買いたくない人は、自分が一番偉い、さらに悪い事に物を見る目の位置が高い。
こんな人種は案外、多いもの。
最近、初めて来た営業の人。20代です。
まず挨拶に気持ちが深く感じられました。
そして話を聞き出す技を持ちわせている。
材料に対する知識が豊かです。
笑顔も美しいし、これなら営業力ありそう。
最後に彼が小さな声で。。
初めて外国に行きます、と。
昨年一番にスペインワインを売り上げた功績でスペインに招待される、とのこと。
そうか、彼なら誰にでも愛されるから、営業力が伸びる訳だね。
帰り際。
店の入り口の作業用の私の靴が転んでいた。
彼はそれを見つけるなり、整頓して出ていった。
20代の若者。未来あるね。
彼は何しても成功するでしょう。
以来、外で車同士で擦れ違う事も何回か。
必ずいい笑顔で挨拶します。
何も都会の大きなメーカー社員が素晴らしいんじゃないです。
営業力はその人そのものです。
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by lautrec2kagoshima | 2012-02-19 08:39

ロンドンオリンピック

もうすぐロンドンオリンピックが開催です。
どう、英国の盛り上がり?と友人にメール。
オリンピック?
ああ、余りに入場券が高くて、庶民には到底無理だよ、と返事です。
1年前ロンドン市内を歩いた感じでは、白象と呼ばれる5輪施設が建設中でした。
また中心部のピカデリーは監視カメラで覆われていました。
1時間歩くだけでそのカメラに200回は映るそう。
いたずらに町かどをスケッチしたりすると、官憲がすぐに取り調べるそう。
ロンドン暴動以来、かなり政府は神経質になっているようです。
1972年に私がドイツのミュンヘンにいた時の事。
アラブ系のテロリストが爆発事件を起こしました。
当時日本赤軍のテルアビブ空港でのテロもありました。
その影響で国境で深夜に起こされて、持ち物の厳しい検査を受けた事も。
英国人の6割が余り感心がない、との報道です。
そういえばトリノの冬オリンピックの開催の朝刊。
最初の見出しはなんとオリンピックではなく、政治の話題でした。
一つにまとまる日本とは異なり、特に西欧は個人個人の生き方が第一のようです。
まあ、日本のテレビで5輪を楽しむほうが賢明でしょうか。
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by lautrec2kagoshima | 2012-02-10 20:58

パリのビストロメニュ

フランス人のランチってどんなメニュ?
ステーキにフライドポテト。
これが典型のひとつです。
今朝の教室では鳥もものマスタード焼きを作りました。
鶏ももに塩コショウします。
バターで両面をこんがりと焼きます。
皮の部分にオリーブオイルで溶いたマスタードを前面に塗ります。
再びフライパンに戻し、白ワインで香りを付けます。
ももを取り出しマスタードにパン粉を振ります。
オーブンに入れる事10分。
その間に残りのソースにニンニクを加えます。
最後に白ワイン酢とマスタードで味を調えます。
ポタージュはニンジンだけのもの。
拍子切りにしたニンジンをバターで30分ソテ。
これだけで甘みが出ます。
牛乳で延ばして最後に塩で決めます。
単純であり、複雑でもあり。。
これをサンジェルマンのビストロで冬の午後、お気に入りの娘と食べる。
食卓は退屈しない唯一の場所である。タレーラン卿。
あの人はなんでも知ってるが、何にも分かってない。
この人は何にも知らないが、なんでも分かってる。
英国のことわざ
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by lautrec2kagoshima | 2012-02-09 16:13

パリの屋根裏

1980年代、パリの屋根裏に暮らしていました。
地下から7階までのオスマン知事時代の建物です。
入口はすべての住人の共通のドアです。
その建物の暗証番号があり、住人以外は入れません。
入口にコンセルジュ、という管理人がいます。
そのコンセルジュが宅配や郵便物を受け取ります。
コンセルジュはアラブ系やロシア系が占めています。
私のコンセルジュはアルジェリアの人でした。
さて、ポルトと呼ばれるドアを開けますと、階段が7階まで。
古い建物にはエレベーターがないので、歩きは一つの運動です。
途中で見知らぬ住人と会いますと、必ず挨拶します。ここが日本人とは異なります。
皆さん、パンや野菜を運んでいます。
一つでも買い物を忘れると、大変です。
120段の階段を上り終わると、屋根裏に到着。
窓を開けると、わー、パリの煙突がたくさん見えます。
19世紀に時代が戻ります。
窓の向こうには見知らぬ住人が裸で甲羅干し。
屋根裏は天井が丸く造形されています。
朝日も夕日もそれはパリの風景を絵画のように思わせます。
見あきない屋根裏からの眺めです。
以来、パリのホテルは出来るだけ屋根裏をとります。
前回も18区のモンマルトルの屋根裏部屋を取りました。
値段も安いですが、何しろ雰囲気が最高です。
朝ご飯は1階の狭い家族のテーブルで頂きます。
家族経営のホテル、マダムのサービスでカフェオレとパン。
あんた、フランス語話せるのね、日本人じゃないみたいね。
え?日本人、言葉出来ないからよ、とマダム。
120段の階段は最近はきつい事も。
しかし、これからもフランスのホテルは屋根裏を目指します
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by lautrec2kagoshima | 2012-02-05 14:20

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


by lautrec2kagoshima