カテゴリ:音楽と生演奏( 6 )

4月24日の夜に演奏会が決まりました。
私でよろしければ、喜んで、との返事でした。
何とも謙虚な言葉、国内外のコンクールで沢山の受賞歴あればこそ。
バイオリンとピアノの醸し出す世界。
音はその人なり、とよく言われます。
どの世界も1流の人こそ何とも謙虚です。
フラメンコダンサーの小島さんから、舞踏会のお知らせが午後に来ました。
70歳を過ぎて、未来を見つめる姿はなんと美しい事か。
24日の演奏会は定員が40名程度です。
目の前で、演奏家の呼吸の聴こえる場所で聴けるのがいいです。
音も味も瞬間に消えます。
だからこそその日の訓練と非妥協を背景にするのでしょうね。
いろいろな人が集まるレストラン。
そこで出会う人達。
数えきれないくらいのいい出会いを重ねて25年です。
25年を記念してのいい演奏会にしたいものです。
2月20日はここで定例ボサノバライブ。
今回から前座に子供達の演奏も聴いていただきます。
日常に音楽を、をテーマにここで日常を遊ぼうという企画です。
春が来て、旅にも出ましょう。
春が来て自転車で海に行きましょう。
ラフマニノフの再来?
これはひそかなお楽しみです
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by lautrec2kagoshima | 2011-02-11 21:40 | 音楽と生演奏

ベーシスト養成講座

女性がコントラバスを学びに来た。
なんとも頼もしい。
あの大きなバイオリンだ。
森閑とした木精の音に惹かれたのだろうか。
どこから、何を教えればいいのだろうか。
ジャズ研で先輩から指導された方法が一番だろう。
まずはリズム感が無い人は問題外。
若い頃、2人のベース志願者に教えようとした。
残念ながらお断りに。。
リズム感ゼロ、これは心臓の無い人間と同じ。
おんち。これはもう音楽どころじゃない。
今回の生徒。リズムが最初から光る。
最初の授業で全部が分る。
全体として音楽を把握出来る力を感じる。
若い料理人も同じで不器用だけども、躍動感がある。
光る目、勢いのある話かた。
この若いベース奏者。
1年でライブで弾かせてみせる。
2年でソロをさせてみる。
3年でピアノトリオで光らせてみせる。
不必要に練習時間をとらず、確実な練習と理解が大切だ。
出来ない所を残さない。
乗り越えて初めて、次に移動する。
なんだか無駄に過ごしすぎた自分を反省してるみたいだ。
教える事で学ぶ事のなんと多い事
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か。
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by lautrec2kagoshima | 2009-03-08 08:50 | 音楽と生演奏

生き物としての音

ほぼ満席の午後のライブ。
目の前にお客様たちがお待ちです。
窓から海の風と空気が流入してきます。
ボサノバの舞台としてこれ以上はありえません。
フルートとギターだけの音で紡ぐ舞台です。
会話を2つの音でお客様をも演奏家に仕立てます。
誰もいない舞台、満席の舞台。
その差はあまりに大きいものです。
相方の呼吸や感情の幅、厚さ、そして表現力を最初の一音で読み取ります。
読み取る作業は同時進行です。
その作業から初めて音の構築が始まります。
お互いの音を聴く。
聴く事でそれに反応が瞬間に発火します。
1秒1秒と変化する音の行方。
止まれない思考の流線。
それに乗り遅れたら最後です。
遅刻しない方法は普段の練習しかありません。
海の風を浴びつつ、気分はブラジルの浜辺です。
ベルツ博士の日本人観。
日本人は好奇心が強く、何でも想像で楽しんでしまう民族。
あまりお金に拘泥しないで、生きるを楽しむ民族だ。
明治時代の日本人観です。
今は拝金主義の堕ちた民族の部類かもしれませんが。
午後、想像と創造で1億円分の音を手に入れました。
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by lautrec2kagoshima | 2009-02-15 23:06 | 音楽と生演奏
どうしたらジャズが出来るようになるんですか?
よくある質問のひとつです。
その前に楽器がおもちゃのように取り扱える事。
手遊び感覚でいじれる子供の領分的存在。
自分の思う音が少しでも出せる事。
自分の好きな音楽を一音でもまね出来る事。
コード進行や和音の構成を完全に暗記できる事。
同時にいろいろなリズムを感じられる事。
先生につく必要はありません。
先生は偉大な音楽家達です。
耳を鍛えましょう。
性格は楽天家で適当な人種。
女性を楽しませる事が好きな男。
要するにジャズはその人の表現方法にほかならぬ。
模倣は料理でも絵画でも同じ事でしょう。
先ず偉大な芸術は模倣から、と言われます。
ジャズ演奏家の大事な条件。
もう一つ。飽きやすい事。
2度と同じ演奏しないのが最低条件です。
その点で私は充分に適合しています。
何しろ飽きやすい事は小学1年生の通知表に書かれてた。
だからこそジャズが向いてたのでしょう。
料理も毎回変えてみたいと、今でも思うのですから。
ジャズ。人生はジャズ。なにが起こるかわからない。
何時、いい女に出会うか分らない。
だから、毎日、アドリブ精神で生きていこう
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by lautrec2kagoshima | 2008-12-04 23:00 | 音楽と生演奏

独り舞台

初冬の午後、定例のボサノバライブ。
急遽、相棒の急用で一人舞台に。
突然の孤独がやって来る。
ギター抱えて、ライブに向う。
飛行機でイタリア南部へ飛ぶ思いだ。
全てが一人でその責任を抱えるからだ。
さて、何演奏しようか?何、唄おうか。
何も決めないででかけた。
14,5名のゲストがすでに私を待つ。
譜面広げて、適当にめくる。
宝くじ感覚で曲を決めた。
リズム、テンポ、全てがアドリブで転開し始める。
自分がいかに乗るか、それでゲストも乗せられる。
最近、友人が鯛、かつおなどを釣り上げた。
どのようにして美味しく食べるか。
音楽と同じで、譜面もレシピもないという共通点。
ボジョレの夜。それに相応しいメニュを今夜、深夜に決める。
決めたら、もう後は製作のみだ。
独り舞台。いつも一人旅。
一人でいることが一番の時間だ。
一人でステージを作るのは最高に面白い。
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by lautrec2kagoshima | 2008-11-17 18:10 | 音楽と生演奏

オリジナルを演奏する

最近作曲した作品をはじめて演奏しました。
私のモチーフに譜面化してくれる相棒のフルート奏者。
高等な音楽教育を受けているその実力。
ほとんど音楽教育を受けていない私。
2つの異分子が融合して完成した音楽は世界に一つでしょう。
かつて偉大なチャイコフスキやメンデルスゾーンの初演の気持。
現実に音でどう表現されるのか。
チャイコフスキのピアノコンチェルトは悪評、罵声に包まれた。
昨夜、ピアノトリオとフルートでの初演。
2週間前、深夜に曲を作る。
それの初演奏です。
フルートの甘い響きに乗り、私の旋律と和音が音になりました。
レシピから具体的に調理の段階です。
演奏後の録音を聴きました。
私個人を離れて一つの作品化に昇華中でした。
このフルート奏者なしでは実現しなかった夢でした。
何でもオリジナル、世界に一つ、というものは価値がありそうです。
夢は小品でも中身の濃いソナタやプレリュード。
音を料理する楽しみが増えました。
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by lautrec2kagoshima | 2008-10-16 20:52 | 音楽と生演奏

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


by lautrec2kagoshima