最後の5月
2019年 04月 30日
1086年5月。
新緑映える5月1日。
ロートレックの開店の日。
この5月に閉店の日。
32年間泳いで来た日々を思う。
開店の朝、オーブンに火を入れた。
その音が今は懐かしい。
過去も未来もなく、今を生きるのが精いっぱいな毎日が始まる。
ジャズも3年間一度も聴かない日々。
本も読まない、どこにも行かない日々。
毎日毎日を終わることだけが仕事だった。
時間もお金も気持ちの余裕もなく。
ひたすら泳いでいた頃が遠い。
開店4年後。
再びフランスに出かけた。
働いてたお店を訪問。
仲間達が温かく迎えてくれた。
それから遠い時間が過ぎた。
1999年、2011年と2度ロンドンに行った。
20歳の頃の私に会いに行く。
そこから私の人生は始まる。
多くの人達に助けられた。
なぜかいい人達に出会う幸運に恵まれた。
フランスイタリアのレストランの厨房にも立てた。 以来、旅の人生がはじまる。
旅のために仕事をする。
毎回毎回旅のために日記を書いた。
絵も描いた。
旅も恋も同じで始まりと終わりがセットになってる。
だから、毎回毎回真剣勝負だった。
旅の終わりも恋の終わりも知るからこそ、命を賭けた。 私のレストランも同じだ。
お客様にも真剣料理してきた。
さらば、わがロートレック。
また私は旅に出ることにする。
今度はここには戻らない。
潔く立ち去るけど、これまで出会ったすべての人達を抱きしめたい位。
明日は新世紀だ。
旅立ちに相応しい明日。
新緑映える5月1日。
ロートレックの開店の日。
この5月に閉店の日。
32年間泳いで来た日々を思う。
開店の朝、オーブンに火を入れた。
その音が今は懐かしい。
過去も未来もなく、今を生きるのが精いっぱいな毎日が始まる。
ジャズも3年間一度も聴かない日々。
本も読まない、どこにも行かない日々。
毎日毎日を終わることだけが仕事だった。
時間もお金も気持ちの余裕もなく。
ひたすら泳いでいた頃が遠い。
開店4年後。
再びフランスに出かけた。
働いてたお店を訪問。
仲間達が温かく迎えてくれた。
それから遠い時間が過ぎた。
1999年、2011年と2度ロンドンに行った。
20歳の頃の私に会いに行く。
そこから私の人生は始まる。
多くの人達に助けられた。
なぜかいい人達に出会う幸運に恵まれた。
フランスイタリアのレストランの厨房にも立てた。
旅のために仕事をする。
毎回毎回旅のために日記を書いた。
絵も描いた。
旅も恋も同じで始まりと終わりがセットになってる。
だから、毎回毎回真剣勝負だった。
旅の終わりも恋の終わりも知るからこそ、命を賭けた。
お客様にも真剣料理してきた。
さらば、わがロートレック。
また私は旅に出ることにする。
今度はここには戻らない。
潔く立ち去るけど、これまで出会ったすべての人達を抱きしめたい位。
明日は新世紀だ。
旅立ちに相応しい明日。
by lautrec2kagoshima
| 2019-04-30 14:51