年賀状書き

今年はレストラン発の最後の年賀状だ。
40年に渡る旅芸人が購入したらしい?絵葉書が見つかる。
200枚弱の世界の絵ハガキ。
片隅の英国からアフリカの田舎まで。
久しぶりに眺めてみた。
アムステルダムか。
チュニスか。
サイゴンか。
シチリアか。
まあ、よく歩いたものだ。
一人旅を19歳から始めたらしいね。
カナダ娘とヒッチした南仏海岸。
ついでに彼女と寝ころんで朝を迎えたニースの浜辺。
名前しか知らないでフィレンツエで別れた。
イタリア娘と日帰りの恋も懐かしい。
そんな思いを浮かべつつ。
今年の年賀状はこの絵ハガキにした。
一枚一枚、お気に入りの万年筆で相手に伝言を書いた。
最後のレストランからの伝言に相応しい気持ちだ。
古い絵葉書にモンブランやデルタのインクがまぶしい。
毎年、馬鹿な私は無骨にすべてを手書きした。
プリントは簡単だけど、なんだか気持ちが入らない気がして。
外にフランス、英国、ベルギー、オーストリアの友人にはクリスマスカード。
手書きは楽しい。
唯一、相手と向き合う時間だから。
大切な方には日常は便箋に気持ちを込める。
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これ英国流だ。
メールは通信手段では便利だ。
いざ。
恋文は切々と深夜に書くがいい。
ベルナール藤田気分でね。
そうだ、異邦人訳は途中で挫折した。
怠慢、というより実力不足に起因だ。
さあ、年賀状、もう少しで終わるぞ。

by lautrec2kagoshima | 2018-12-22 19:00

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


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