最後のクリスマス

32回目のクリスマスが最後になる。
全ての事に最後がやって来る。
と、知りながら、やはり最後、という響きは日本人には無常観が飛び出す。
これからが面白いと思う。
これからが自由の身?
東京、故郷、フランスの三角点を自由に飛び回るトンボになろう。
人生を旅、と思って生きてきた私は、この道しかないのか。
昨日はJALの機内誌を読んだという、二人の女性がわざわざ来ました。
春の息吹を感じる新鮮な笑顔が美しい2人。
こんな出会いは嬉しい気持ちにさせる。
毎日毎日料理したりパン焼いたり、日常は変化のない仕事だ。
最近、日常の仕事が愛しい。
朝から深夜まで働いた事。
翌日、フランスに飛んでたこと。
風邪や熱や腰痛を我慢して寒いパリに飛んだ日々。
人は困難の中で成長知るものらしい。
楽は堕落への近道だ。
残りの日々を愛そう。
そのあと。
私は更に光ろう。
クリスマスはやはり一番の季節だ。
ロートレックは歴史になればいい。
皆さんの心にいつまでも生きて欲しい。
生意気な私は東京からパリ経由で故郷に帰った。
妥協しない、こびない、その姿勢でお客様の側に立つ。
レストランは最後まで小さいまま。
拡大しない自分の手が届く範囲で。
一人のお客様に完全に立ち向かう姿勢は楽しい。
収益よりも人を喜ばせる、笑わせる。
こんなレストランはもう出てこないでしょうか?
営業の間を縫い、20回以上の渡仏。
趣味世界なのかも。
ジャズ、フランス語、英語、古い英国車、カメラ、絵画、万年筆、
自転車、何よりアフリカ、アジアを含めての放浪的な旅。
生きる、を楽しむフランス人的生き方にブラボー。

by lautrec2kagoshima | 2018-12-18 08:04

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


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