35年間の料理本とお別れ

大前提でフランスに暮らす計画の第1弾。
35年間に本棚を占領した料理本を整理しています。
長年愛用の和訳本やフランス語の原書など。
ついでにフランス語辞典やコクトーなどの小説も。
最後に残るフランス時代のレシピ。
バターやソースで滲んだ激戦の後です。
私の料理は今はやりの創作料理ではなく、あくまでも正統、伝統に現代を足したものです。
原点は、パワーのある、熱のこもる料理です。
今年の夏は猛暑。
南フランス料理、海のメニュを作りました。
そういえば、ニースのテロ事件。
1972年夏。
学生の私はニースの海辺でアメリカ人学生たちと野宿してました。
平和な時代でした。
500冊以上の料理本。
図書館に寄贈したり、料理好きなお客様達にさし上げました。
それぞれ想いの詰まる本ばかり。
パリにいたころに買い求めた本。
以来、いろいろなフランスの町で求めた地元料理の本。
料理人として後数年後に幕を下ろす計画。
それまでは、まだまだ精進します。
フランスでもたまに仕事したいもの。
レコード500枚。
東京のレコード店に運ばれました。
ジャズの名盤。
手放すには辛い気持ちでした。
1963年の英国製のスポーツカーも去りました。
残るは2台の自転車と15本の万年筆。
鬼才坂本氏製作のコントラバス。
松岡製のガットギター。
だんだん、私の分身が遠くへ行きます。
この地からフランスへは何回飛ぶことでしょうか。
と、いろいろ想いが錯綜しながら、第2の舞台を用意しているところです。
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by lautrec2kagoshima | 2016-09-23 20:30

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


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