28年ぶりの再会

うん?どこかで聴いた様な名前だ。
お久しぶりです。
瞬間に記憶がよみがえります。
28年前。
パリから帰国したばかりの私でした。
彼はまだ20歳を超えたばかりの青年。
28年の間に彼は家庭を持ち、男の子3人を育てた。
時は過ぎてもあの時代の私達はそのままです。
短い人の時間の間で再会できた喜びは余りに大きいでした。
雨の夜。
トリュフォーの作品を見る。
la femme dacote..邦題隣の女。
グルノーブルの田舎で暮らす若い家族。
隣には空き家がある。
ある日の午後、ある家族が越してきた。
お互いの夫婦があいさつする。
新人夫妻の妻と若い家族の夫が瞬間に目が合う。
昔恋人だったんだ。
ある理由で別れた2人。
お互いの窓と窓から合図する。
午後の暇を見てホテルで愛し合う。
愛し合えば愛すほどに、離れられない。
女はこれが最後、と別れを告げる。
ある夜の事、女が男を闇の中に誘う。
2人は外で激しいセックスをする。
その瞬間。
女はピストルで男の頭を撃つ。
同時に女も自分の頭を撃つ。
それが最後の映像だ。
誰でも最高に愛した女がいるもんだ。
そして誰もがそんな女とは結婚はしてないはずだ。
最高に愛した女は別れたほうが賢明。
トリュフォーは天才だ。
生きる舞台は余りに劇的。
28年の空白。
再会はいつも劇的。
30年ぶりに再会したパリの女も劇的な瞬間だった。
人は劇的な物語を愛してる
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by lautrec2kagoshima | 2014-10-06 20:50

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


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