時代は戻る?

1981年のチュニジアはエルジェム村。
当時9歳のハミダ君と出会う。
片言のフランス語で会話する。
そのあと私は東京に戻る。
彼から来る手紙の中にガムが1枚。
大きくなり夢は床屋さん。
お父さんの跡継ぎだ。
1983年。再び私は彼の村を訪問。
1999年。
サハラとなずけた娘をその村に連れていく。
まるで映画撮影になりそうな劇的な再会。
ラクダに乗り砂漠を歩く。
フェイスブックで彼を探し求めた。
ついに彼からの連絡。
北アフリカは民主革命で揺れた。
それはインターネットの登場に起因するものだ。
情報が政府の中を突き抜けた。
アラブの情報が私に飛びこんでくる。
別世界、別次元、別人間。
パリのアパートをそのあと日本人のカメラマンにつないだ。
彼はパリダカールラリーの専属写真家。
1986年からセナの公式フォトグラファーとして活躍。
久しぶりにフランスのテレビに出てた。
あの頃の若さから今は風格も。
セナの亡きあと、彼はどうしてたんだろう。
パリ時代に私の家族写真をたくさん写してくれた。
陰影のあるさすがにプロの腕だった。
時代は戻る。
どこまでも戻る。
MGの友人とも最近つながる。
今は関東で企業家として活躍してる。
小さな英国車を愛してやまない若者だった。
ミゼットというまるでおもちゃな2人乗り。
よく2人で海を走った。
過ぎて初めて分かるその時代の深さか。
それは恋も同じで。
恋は終わると同時に、本当にその愛が分かりだす。
終わらない前に分かる知恵があれば。。
今日1日で時代を過ごした人達が登場した。
レストランの緑も今が一番に美しい。
人はいつが一番美しいのだろう?
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by lautrec2kagoshima | 2014-05-02 21:09

私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC(ロートレック)」の毎日の様子を綴ります。


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